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治療症例

MTAセメントを用いた歯髄保存療法の一例

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お悩み親知らずの隣の歯が虫歯になってしまった
年代17歳女性
通院回数3回
費用1万円
備考歯髄保存療法後の詰め物やかぶせ物にかかる費用は別途必要です

治療詳細

今回の患者さまは、斜めに生えてきた親知らずの影響で、隣の歯に大きな虫歯ができしまったという状態で来院されました。

このようなトラブルは珍しい事ではなく、斜めに生えた親知らずが引き起こすトラブルの代表的な例と言えるでしょう。

天然の歯の真ん中には「歯髄」と呼ばれる組織があって、虫歯がその歯髄まで繋がるような大きさになると、歯の神経をとる必要があるというのが、一般的な虫歯治療の考え方です。

しかしながら、歯の神経を取ってしまうと歯が脆くなり、歯の寿命にとってはマイナスな側面もあります。

もちろん、できるだけ歯の神経を残せるように努力はしますが、大きくなってしまった虫歯の場合は神経をとらないと、痛みが治まらない場合や、後から痛くなってきてしまう事が多くあるが現実です。

そんな中、歯の神経をとらずに治療できる画期的な治療法が登場しました!

MTAセメントを使った歯髄保存療法です!

MTAセメントとは生体親和性の極めて高い歯科材料で、以下の特徴が歯の神経の保存に効果的に働きます。

①生体親和性が高く、歯髄組織に直接接触しても、為害作用がありません。

②硬化時にpHが大きく上昇するため、細菌に対して殺菌作用が働きます。

③硬化時に膨張する事により、一度塞いだ所からの漏洩を防止し、二次的な感染を予防します。

これらの特徴を活かして、歯髄の温存療法に用いたり、根管治療に用いたりされている材料です。

 

今回の症例でも、虫歯が大きく歯髄まで達しているケースでした。

上の写真は虫歯を取り除いた段階で、歯髄組織の一部が露出して、出血している状態です。

 

従来の方法であれば、このくらいの大きさまで歯髄が露出した場合には、歯の神経をとるという判断になります。

今回は痛みなどの自覚症状がなく、MTAセメントで無菌的に封鎖できれば歯髄を温存できると判断して、歯髄を保存して治療をすすめるという選択をしました。

歯髄からの出血を止血した状態です。

MTA(白いセメント)で露出した歯髄腔を封鎖した状態です。

 

1週間程度の経過観察期間中も痛みなどの炎症症状はなく、経過は良好であったため歯髄を温存した状態で、虫歯になったところを部分的に修復して、治療は完了です。

MTAを使えば、歯の神経を取らずに済むケースは多くありますが、全ての場合に適応可能という訳ではありません。

しかしながら、今回の患者さまのような若年者の歯髄を残せた意義は非常に大きいと思います。

適応症など、詳しくは担当医までご相談ください。

 

 

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